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今読んでいる「戦国武将の食生活」河出文庫 永山久夫に面白いものがのっていました。
慶長17年(1612)の初秋江戸の将軍家から駿府(静岡)の家康の元に初雁が贈られてきた。
家康は早速この雁を使って汁を作らせ料理方にうどんを打たせた。
うどん汁にしょうと思ったのだが、出来上がったうどんを気に入らなかった。
うどんがかたすぎるのだ。(昔の小麦粉は精白技術が未熟なものでふすま、胚芽が混入した黒いうどん)
しかたがないので侍医に命じて二度目のうどんを作らせた。このうどんに家康は満足した。
口当たりが滑らかで柔らかい。
侍医は漢方の知識を駆使し生姜の絞り汁を混入したのである。
このことが「駿府記」にしるされていたとかいてあたりました。
作者の永山は風味を引き立てるだけでなく強力な殺菌効果もあり食中毒を予防するために混ぜたとかいているが…
日本薬局方をみてみると
「薬理の項目に人唾液による澱粉消化を促進し…
本品含有食品は高コレステロール血症のラットの血清および肝コレステロール量を低下する」
とあった
どうも
>強力な殺菌効果もあり食中毒を予防するために混ぜたとかいているが…
これはないようです。
そののち1616年正月にカヤの油であげた鯛と甘鯛をたべ過ぎ急に腹痛を起こしひどく苦しみ病に耽ってしまった。
(わたしが思うにこれは急性膵炎)
とちゅう納豆汁で一時回復するが4月17日に死去。
是れから推測すると、侍医は食べ過ぎで太っていた家康に極めて現代的な処方をしたことになる。
箕面の猿(尾崎重喜)
興味のある方は駿府記をお読みください。
箕面の猿 さん、こんにちは。
>とちゅう納豆汁で一時回復するが4月17日に死去。
これは、香鼓の応用でしょうか?
香鼓:別録に曰く淡鼓気苦寒無毒、主治傷寒頭痛寒熱瘴気惡毒煩躁滿悶虚喘吸兩脚疼
冷六畜胎子の諸毒を殺すと。
>このなかに「汁はにぬき、叉たれみそよし。胡椒(山椒)、梅(梅干し)」
>ここで推測するに今名古屋で使われていただし(赤だし…たまり醤油(原料の大部分
>がだいず、普通の醤油は小麦と大豆は半々)にむろぶしをつかい汁にする)かこのだ
>しを使かって炊きだしたものとおもう。
う〜〜ん、なるほど....山本屋の人に聞いてみないといけませんね、これは。
SAMBA:金森建樹
>うどん汁にしょうと思ったのだが
このうどん寛永20年刊の料理物語(1643)にうどんの製法がのっているが、現代とほぼ同じ。家康の駿府記にかかれている内容の年代が(1612)だからあまり変わっていないと見てよい。
このなかに「汁はにぬき、叉たれみそよし。胡椒(山椒)、梅(梅干し)」
ここで推測するに今名古屋で使われていただし(赤だし…たまり醤油(原料の大部分がだいず、普通の醤油は小麦と大豆は半々)にむろぶしをつかい汁にする)かこのだしを使かって炊きだしたものとおもう。
たれに豆味噌を使い、山椒矢、梅干しを使ったと推測しても間違いはない思う。
それと、すぐにうどん(塩入り)をうちなおし生姜汁を入れたものをつくって再び、になおして硬さの調製をしたなら時間がかかり過ぎ、生姜の風味も飛んでしまう。
そこでうどんも塩を入れずにうどんだまを作って、そこに生姜じるをいれ、うどんをつくって、雁の入ったなべをつくったとおもう。
これが味噌にこみうどんの原形だと思う。
味噌にこみうどんは大正時代に三州特産の味噌を、味噌だし汁の中に塩を使っていないうどんを入れ3〜4分ほど煮込んだものが全国に広まったものです。
>(昔の小麦粉は精白技術が未熟なものでふすま、胚芽が混入した黒いうどん)
このことにかんしても国内産小麦を精白するとくすんだ灰色がかった色これは、今の現代でも同じになる。
また皮や胚芽をあまり取り除かないものはフラボン色素の含有量が多くすこしくすんだ褐色ががった色になる。
この二つの要素が相俟ってうどんが黒くなったと推測される。
ちなみに今の小麦粉は自然の色そのままです。
わたしなりの解釈と推測を述べました、御意見よろしく。
箕面の猿(尾崎重喜)
生姜いりあんかけ大根おろしうどん
あったかうどんで全身を温めて、水分も補給
水溶き片栗粉でとろみをつけているので冷めにくいうどんです。
ショウガをたっぷりかけ、熱いうちにふうふういいながら食べて、体を温め、早めに休
っぷり入っているので、風邪でのどが痛いときでも麺がするりと通ります。
材料・1人分
豚薄切り肉……………………30g
ニンジン………………1/5本(20g)
関西風だし汁………………1/4カップ
薄口醤油……………大さじ1
酒……………大さじ1
味を見て塩…………少々
ゆでうどん……………………1玉
片栗粉(同量の水で溶く)…大さじ1/2
大根(すりおろす)………2CM(50g)
ショウガ1かけすり下ろす
万能ネギ(3〜4CM)
作り方?豚肉、ニンジンは細く切る。
?鍋にだし汁を入れて煮立て、胡椒少々豚肉とニンジンを加えて煮る。
??にの調味料を加えうどんを入れて少し煮込む。
??に水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
○器に盛り、大根おろしとショウガ、
ショウガを入れているので発汗作用があり体が温まります。
あんかけなら、冷めにくいのでゆっくり食ぺても大丈夫。
大根おろしがうどんの消化を助けるので胃の負担が少なくてすみます。
注意:熱があるときには豚肉はさけてください。
お子さんには甘くするためにりんごジュースにお出しを入れにだしかたくり粉または葛粉でトロ味を付けてもいいし、あとで林檎をすりおろしてもよい。