ヒルドイドゲル
作成又は改訂年月
**2005年9月改訂 (第3版)
*2003年7月改訂
日本標準商品分類番号
872649
薬効分類名
抗炎症血行促進剤
承認等
ヒルドイドゲル
- 販売名コード
- 2649950M1020
- 承認・許可番号
- 承認番号:16300AMY00047000
- 商標名:Hirudoid Gel
- 薬価基準収載年月
- 1988年7月
- 販売開始年月
- 1988年10月
- 貯法・使用期限等
- 貯法:室温保存
- 使用期限:包装箱、チューブに表示。
- 組成
- 成分・含量(1g中):ヘパリン類似物質 3.0mg
- *添加物:イソプロパノール、プロピレングリコール、トリイソプロパノールアミン、カルボキシビニルポリマー、香料
- 性状
- 性状:微黄色澄明のゲルで、特異なにおいがある
一般的名称
ヘパリン類似物質 ゲル
禁忌
- (次の患者には投与しないこと)
- 1.出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病等)のある患者〔血液凝固抑制作用を有し、出血を助長するおそれがある〕
- 2.僅少な出血でも重大な結果を来すことが予想される患者〔血液凝固抑制作用を有し、出血を助長するおそれがある〕
効能又は効果
- 効能又は効果/用法及び用量
- 外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、血栓性静脈炎、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、進行性指掌角皮症、筋性斜頸(乳児期)
- 用法及び用量
- 通常、症状により適量を、1日1〜数回塗擦又はガーゼ等にのばして貼付する。
使用上の注意
副作用
- 副作用等発現状況の概要
- 総投与症例159例中、1例(0.63%)に副作用が認められ、その症状は皮膚の刺激感であった。(承認時)
なお、本剤と生物学的同等性を有する製剤の副作用も含めて記載した。
- その他の副作用
-
| |
0.1〜5%未満 |
| 過敏症注) |
皮膚刺激感、そう痒、発赤、発疹等 |
- 注)症状があらわれた場合には使用を中止すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
**妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。
適用上の注意
- 投与部位
- 潰瘍、びらん面への直接塗擦を避けること。
- 眼には使用しないこと。
臨床成績
国内総計119例を対象とした、二重盲検比較試験1)を含む臨床試験における有効率は、次のとおりであった。
| 対象疾患名 |
有効率(%)〔有効以上〕 |
| スポーツ外傷 |
74.8〔89/119〕 |
薬効薬理
- 1.抗炎症作用2)3)
- 本剤は、紫外線紅斑抑制作用を有し、また、コットンペレット法による肉芽形成に対して抑制作用を有する。(モルモット、ラット)
- 2.鎮痛作用3)
- 本剤は、ランダル・セリット法による炎症性疼痛に対して鎮痛作用を有する。(ラット)
- 3.血流量増加作用4)
- 本剤は、水素クリアランス法による実験で、皮膚組織血流量の増加を認めた。(ウサギ)
- 4.紫斑消退促進作用3)5)
- 本剤は、人工的局所紫斑の消退を促進する。(ヒト、ウサギ)
- 5.血液凝固抑制作用6)〜8)
- 本剤は、血液凝固時間を延長し、血液凝固抑制作用を示す。(ヒト、イヌ、ウサギ)
有効成分に関する理化学的知見
- 一般名
- ヘパリン類似物質(Heparinoid)(JAN)
- 性状
- 帯黄白色の無晶性の粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。
- 水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、アセトン又は1-ブタノールにほとんど溶けない。
- 水溶液(1→20)のpHは5.3〜7.6である。
包装
チューブ:25g×10、25g×50、50g×10、50g×50
主要文献及び文献請求先
- 文献請求先
- 1)高沢晴夫ら:基礎と臨床,15(4),1996(1981)
- 2)Raake,W.:マルホ(株)社内資料(1984)
- 3)前田誠二ら:マルホ(株)社内資料(1988)
- 4)前田誠二ら:マルホ(株)社内資料(1987)
- 5)須貝哲郎:皮膚,27(5),982(1985)
- 6)石川浩一ら:外科,17(12),849(1955)
- 7)中安国裕:東京慈恵会医科大学雑誌,76(2),494(1961)
- 8)Giarola,P.A.et al.:マルホ(株)社内資料(1970)
- 文献請求先
-
- マルホ株式会社 安全管理部
- 〒531-0071 大阪市北区中津1丁目5番22号
- TEL:06-6371-8898
- FAX:06-6371-8220
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
- 製造販売
- マルホ株式会社
- 大阪市北区中津1-5-22