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ペルー、ホセ・ルイス・アギラール博士からの『キャッツクローの抗炎症作用と抗酸化作用』に関する解説書
症例A椎間板ヘルニア
『キャッツクローを飲んでから痛みがなくなり、喜んでいたが、最近また痛みが戻ってきた。どう理解したらよいのか。』
キャッツクローにはいくつかのアルカロイドと同様、抗炎症効果のある物質であるトリテルペン、特にβシトステロールが含まれているということが証明されました。抗炎症効果のある物質というのはいずれも、局部の炎症過程を抑える際、ある種の鎮痛効果を発揮します。つまりあらゆる抗炎症剤はおおかれすくなかれ鎮痛剤でも有るのです。
ぺルーでは、ぺルーリウマチ・協会が正式に実施したもので、関節痛の強度、炎症を起こしている関節数などを評価してキャッツクロー一の抗炎症効果を示す臨床テストが報告されています.、キャッツクローを使用したこの患者の場合、その抗炎症効果によるものと考えられる痛みの軽減がみられました。しかし、もう「治った」と思い無理をすると、消炎過程にあった組織が再び損傷を受け場合によっては前よりひどい痛みが生じてしまいます。
このような症例は、自然薬品だけでなく、あらゆる合成抗炎症剤でも見られるものです。実際このような場合、損傷を受けた組織が回復する治癒のプロセスは非常に遅く、通常数週間ないし数ヶ月かかります。又キャッツクローは、この種の病気に有効であることが実証されていますので、この患者は継続してキャッツクローを服用すべきです。ただ、それだけではなく、大切なことは適度な安静(背骨に必要以上に負荷をかけない)を保ち、物理療法(痛みのある部位に蒸しタオルをあてるなど)の類も併用したり、胃への刺激が強くない純粋な鎮痛剤(アセトアミノフェンなど)も時には補助的に服用されることをお勧めします。
症例B膝に痛みのある女性
『キャッツクローで長年の膝の痛みがなくなり、喜んでいたが、また痛み出した。』膝に痛みがある女性患者の場合も前例と同じようなことカざ考えられます。症状が良くなると、意識的にも無意識的にも膝に過剰な負荷をかけがちになり、それが新たな炎症を引き起こして、また病みが再発してしまうのです。
私は、キャッツクローの服用だけでなく、適度な安静、物理療法、そして必要であれば純粋な鎮痛剤などの補助的な利用も、継続していくことをお勧めします。普段の活動を再開する場合は、かなりの長期間物理療法も統けながら、ゆっくりと徐々に戻していくようにしなけれぱなりません。何か通常より大きな負荷をかけてしまった後や、再び痛み出したような時は特に物理療法が必要です。
症例Cリウマチ
『キャッツクローを3ヶ月飲み統けてきたが、全然変化がない。自分には効果なしと判断すぺきや。』
「リウマチ」という語は、関節及び関節に付随して機能する周辺組織を冒すあらゆる病理学.上のプロセスを含む言葉です。その意味では、これは非常に広く使われる言葉で、アメリカ・リウマチ協会ではリウマチ性の病気を200以上に分類しています。このようにリウマチには200以上も種類がありますが、中には非常に軽いものもあれぱ反対に重症のものもあります。期間も短いものから一生付き合わなければならないもの、ほとんど痛みのないものから、深刻な痛みを伴うものと様々です。愚者それぞれのリウマチの種類によって、特定の医薬品に対する反応もまた様々です。
このため、先ずその患者かどういうリウマチを患っているのかということを知らなければなりません。慢性リウマチの中にはたった12-18週間の服用で薬効が現れるものもあります。また、例えばリウマチ性関節炎に対する抗マラリア剤のように、6ヶ月間服用し続けてみないと、その薬が効くかどうか判断できないものもあります。私はこの患者に関して2つの可能性があると思います。
1)恐らくこの患者はより長期間治療を受ければ治る何らかの慢性の炎症疾患を持ってい'る。
2)しかし、一方、従来のリウマチ薬を服用しても治らない患者がよくあるように(患者の中の数パーセントを占めている)キャッツクローも効かない可能性がある。
キャッツクローの抗炎症効果
抗炎症剤とは、ある特定局部の炎症過程を抑えるという特性がある製品のことです。その炎症過程を抑える際、痛みの軽減という二次的な作用をするのです。
一方、鎮痛剤というのは、中枢神経系に作用して、痛みを感じる末端神経を麻痒させ、その部位の痛みを感じなくさせる別の製品群を意味します。
キャッツクローの中に含まれる成分には抗炎症効果があり、その抗炎症メカニズムによって痛みを軽減するということが証明されました。このような意味で、キッツクローは単なる鎮痛剤ではないのです。
只注意していただきたいのですが、抗炎症効果そのものは病気を「治す」ものではありません。そうではなく、多くの患者の場合、組織自体のメカニズムが病気を「治す」のです。
しかしながら、病気を引き起こ発病メカニズムに対して作用する場合もかなりあります.。
リウマチ性関節炎などのような自己免疫性の病気の場合は、病気の原因が何かがわかって
おらず、現在までのところ決定的な「治療法」は見つかっていません。
一方、キャッツクローの免疫刺激剤としての特性について研究が進められています。既に免疫システムに対する刺激活性があるというデータもいくつかありますが、このようなデ}タを人間の病気に適用させることがこれからの課題です。
キャッツクローの抗酸化物質としての効果
キャッツクローの酸化防止効果については、確かに科学的なデータが存在しています。
このようなデータは主としてルイジアナ州立大学細胞栄養分子生物学研究所によるもので、一連の細胞培養のin-vitro実験において酸化防止効果が証明されています。