ここに書かれているエドカー・ケイシー療法は病気の診断・治療、症状の改善を目的とするものでなく米国、日本で報告されたものをまとめたものです。
病気診断治療を目的とする場合は医師にまず相談ください。
私どもの顧問医師を紹介する場合や適切な医師を紹介することもあります。
8オンス(250mL)の容量の広口瓶に、2本のガラスチュープを通したコルク栓をし、片方から鼻へと中の蒸気を吸入する形がとられているが、今はガラスの容器に吸入薬を入れ付属のチューブで吸入することができるものが出来ている。
瓶の口は固く締め、使う時によく瓶を振って、朝晩鼻腔から吸入する。ロから吸入せよと指示されたケースも中にはあったが、いずれにせよ、粘膜に蒸気を通すことによって浄化機能を生み出すようになっている。
以下に示すのは、ケイシー・リーディングによる吸入剤調合の3つのバリエーションである。
| 成分 | Ver.1 | Ver.2 | Ver.3 |
|---|---|---|---|
| グレインアルコール (エチルアルコール) |
120ml | 120ml | 120ml |
| ユーカリ油 | 20滴 | 20滴 | 30滴 |
| 精溜テレピン油 | 5滴 | 5滴 | 10滴 |
| 複合安息香チンキ | 15滴 | 10滴 | 20滴 |
| 松葉油 | 10滴 | 5滴 | |
| トルーバルサム | 10滴 | 30滴 | 15滴 |
| カナダバルサム | 5滴 | ||
| ベンゾソル飽和溶液 | 5滴 | ||
| 精溜クレオソート | 3滴 |
喘息、気管支炎、咳、風邪、肺気腫、枯草熱、胸膜炎、肺炎、後鼻漏、副鼻腔炎、結核を含む呼吸器系全般の病気に対する吸入の使用法。
研究の結果:症状により、処方は多くの場合差はわずかなもので、別の処方で代用しても同様の良い結果が得られることが多い。
手にはいる材料を適当にまぜ製造するのもいい。
最も広範に使用されている吸入液の処方は、ほとんど全ての呼吸器の症状一般に勧められるものであることが分かった。
全く同一の処方が喘息、枯草熱、副鼻腔炎見られ、咳と気管支炎にも同様の処方。
基本的に、勧められた吸入液の成分
少量のオイル(ユーカリオイル、ターペンタインの精油、ベンゾインチンキ、トールーバルサム、精製クレオソート、松葉オイル)を純枠な醸造アルコールに添加したものである(注:日本においては95%の局法アルコールは、困ったことに製造物の原料が記載されていないため合成のアルコールからか、糖廃液から作ったものか、芋、馬鈴薯、コーンから作ったものかは全く分からない。丸石製薬は少なくとも合成であることは分かっています。シオエ製薬、甘槽などは合成出ないことは確かです。またウオッカの95%が一番問題はありません。)
この溶解液から上る蒸気を必要のつど吸入する。
ほとんどの市販されている緩和液と違い、この吸入液に何も有害な副作用はない。
また使用回数の制限も無い。
この蒸気は規則的に日に数回使用すれば、最も効果がある。
吸入剤の蒸気は、去痰剤としても働く。
つまり肺や気管が痰を吐くのを、あるいは粘液を「吐きだす」のを助ける。
この吸入剤は殺菌剤でもある。
「最初にまず、吸入剤を用意する。この気体により喉、気管支、および肺に殺菌反応を生じさせる。治癒するのみでなく、喉、鼻、気管支および顔の柔らかい組織の粘膜組織中の循環不調から来る蓄積がそれらの老廃物によって感染されるのを防ぐ。しかしこれはまた、それらの部分で循環が活発になりすぎる傾向を抑える働きがある。」(421−8)
吸入剤の成分は、吸入された時に、殺菌剤として体の血液の流出入の血液供給に働くのみでなく、十分に吸入すれば腸系統の殺菌剤としても働くようになる。(318−5)
血流を浄化し、呼吸器系統を通って、肺や気管支に効果のある……それらの成分〔吸入液〕を体内に取り入れる。(304−7)
気管支に、時々起こるむず痒さや、あるいは発作的症状を防ぐために〔吸入液を使用すること〕。
疾患のある組織を浄化あるいは純化するために、ある溶液を使用する・・・。(837−1)
肝臓と消化の働きを悪くしている喉と気管支の患部を浄化する吸入液・・・。(2975−1)
この用語は、昔、粘膜の炎症とりわけ、鼻と喉の空気の通路にあたる粘膜の炎症を示す言葉として使用された。
頭部と喉の粘膜組織を浄化するために、これらの(注:リーディングのこと)を通して処方された吸入を使用する。これを鼻孔および喉を通して吸入すれば、喉の腺と扁桃腺の粘膜組織、アデノイド領域、気管支および肺を刺激し、患部(あるいは炎症にかかりやすいところ)を治癒する。これにより腺が粘膜組織を過剰に刺激する傾向を抑え、炎症を緩和する。殺菌剤として、循環を刺激(これは悪化させる事になる)することなく体の組織に働き、適切なバランスを作る。(335−1)
この蒸気(これは吸入のみである)を体に吸入することにより、交感神経全体の活動を浄化すれば、交感神経の働きがスムーズになる。(826−1)
またこれは胃自体の中のそれらの毒や鬱血から反射によって乱されている腎臓の働きと肝臓の循環を増進する。この吸入剤の成分は体を浄化して原因を取り除くものでもある。(3094−1)
これは酸性の傾向を抑えるものである。
吸入液として使用すること。これは血液の刺激、浄化、そして、この症状の洗浄の形として作用する・・・。(3987−1)
吸入剤は、風邪やうっ血になりやすい体質を改善する。(687−1)
咳と気管支のためにそれ〔吸入液〕を〔使用すること〕。そうすれば体が呼吸器系、あるいは体が呼吸器系、あるいはからだの排泄機能の正規の排せつ口からばい菌を排出しようとするときに、これ(吸入液)は、吐き出されるばい菌に感染するのを防止する殺菌として働く。(4874−1)
これは粘膜組織に働き、炎症を防止するのみでなく、それらの領域の症状を良好にする(808−8)。
これは殺菌剤として、また鼻孔と喉自体に起こる多血症の症状の緩和剤として、このひどい症状だけではなく、風邪にもいい・・・。(3180−1)
大気圧や、電車旅行や、あるいは閉ざされたオフィスの中でとても急激な変化があるときに、あるいは、組織のその部分を圧迫しようとする変化があるとき、またとりわけ、体に高度の精神活動から来るストレスがあるときは、〔この吸入液が使用されるべきである〕。(903−16)
これは緩和剤として顔と喉の腫れを防止する。(600−1)
これを吸入剤及びスプレーの両方として使用すること。…これは体に浸透して、顔と頭部の軟組織の循環から圧迫を取り除く(1131−2)
・・・酸性あるいは、風邪が体に影響を与える傾向を抑制する。(2998−3)
この吸入剤をスプレーとして使用される場合、吸入剤溶液の1部を、2倍の蒸留水で薄める。
これを噴霧器を用いて使用する。
噴霧器は近くの薬局で購入できる。(スプレー20mLはあります)
詳紺については、肺の空気に関する6つのファイルを参照するか、あるいは「カタル」に分類される回覧ファイルのうち「鼻」、「風邪」、「アレルギー」「枯草熱」、「副鼻腔炎、「結核」に関するものを参照のこと。
リーディングで述べられている吸入剤成分のいくつかは、ベンゾインチンキ、ベンゾインの複合チンキ、カナディアンバルサム、ユーカリオイル、松葉油、トルーパルサムチンキである。これららは全て天然の植物から採取される。それらの材料は醸造アルコールをベースにした吸入剤に使用されるが、他の使用法もある。
若い24歳の女性で、枯草熱に苦しんでいた人は次のように言われた。
〔この吸入液の〕それらの成分は、消毒としてのみ働く。しかし交感神経系統の炎症を効果的に防止する働きもある。(934−2)
〔261−8〕の吸入液は、ある男性の枯草熱用として処方がなされた。それはユーカリオイル、カナディアンバルサム、ベンゾール、精製クレオソート、ベンゾインチンキ、ターペンタインオイル、トルーバルサムの溶解液を含んでいる。
詳しくはファイルの「枯草熱」を参照のこと。
ユーカリオイルと松葉油は蒸気風呂での使用が勧められている。
これはまたスチームバスでも使用される。
明らかに、そのオイルから上る蒸気が肌から吸入されることが良いのである。
また蒸気を吸い込むと肺を刺激して、去淡剤として、また殺菌剤としても作用する。
湯気の立っている湯の入った鍋にそれらの薬物を数滴落とせば効果的な気化器となる。
これを使って個々の薬剤をちょっと試してみれば、自分の症状にはどの薬物が適当か分かるだろう。
グラディス・デイビスはつぎのように追記している。
「私は好みの蒸気吸入剤を普通の市販の気化器を用いて使用しています。これでうまきゆきます。回覧ファイルを調べてあなたの探している症状にあった自分自身の吸入剤を準備されるのが良いでしょう。叉必要なら薬剤師に準備してもらうのもいいことです。」
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