1.肝腎かなめの肝臓と腎臓の強化
健康で愉快な生活を送りつつ長寿を全うし、年を取っても若いものに負けないくらいよく働ける身体を持ち、頭脳の能力も衰えないという、理想的な生涯を実現される。
肝臓と腎臓が丈夫であれば人生における諸々の苦難を見事乗り切ってゆける体力と知力及び忍耐力が湧き出てくる。
特に肝臓が丈夫な人は常に楽天的で、希望に満ちており、友として、また伴侶として愉快な存在であり且つ頼りがいがある。
我々の人生を暗くする惨めさ、悲観主義、陰ウツなどと云うものは、運命の苛酷な手から産み出されるというよりも、却ってむしろ、肝臓疾患に根ざすことが多いのであると断言してもよいだろう。(このごろ小さなことで切れる子供達が多くでてきているのは、肝臓がやられているとおもっても好いと思う)
イギリスに古くから人口に親しまれている格言がある。
「人生は生き甲斐があるか?それは肝臓次第だ」-
-Is life worth living? 一That depends upon the liver.と云う。
生きる人(Liver)と肝臓(Liver)とは英語では、たまたま同じ綴りから来ている,
漢字にも肝要、とか肝腎という熟語があり、これらは決して伊達に作ったものではたいのである。
人体にとって、肝臓は、それこそ肝要な器官であり、肝臓が健全である限り人生は生き甲斐があると云うことができよう。
我々の幸福が、体内の単一器官によって支配されるということは殆ど信しられないかも知れない。しかし、不浄な血液が脳の働きを鈍くし、不吉な観念と嫉妬の念を惹き起こすとすれば、肝臓の機能が血液の不浄を防ぎ浄化するものであることを知れば、侮りがたい真理が含まれている。
幸福な生涯を送るために、肝臓を強くし、肝臓病に罹らぬ工夫を考案してそれを実行に移すことが肝要です。
いかにすれば肝臓病を予防できるか?
我々が健全な精神と肉体を持ち、無病長寿の幸福な生涯を送るためには、既に母親が胎児を宿した時点から、いや、できれば更にそれ以前から健康生活に心がけ、日毎、それを実践していることが望ましい。
人間の成長した肉体は約六十兆の細胞から成り立っていると云われるが、元はたった一個の小さな細胞、その一個の細胞が母親の体内にあって約二百八十日の間に約三キログラムの赤ちゃんにまで成長する。細胞の数にすれば約三兆とも云われている。一方、分娩によって、外界に産まれ落ちた赤ん坊が約二十年間の成長期を経て一人前の大人になるのだが、三キログラムあった体重はせいぜい、二十倍の六〇キログラム前後に増えたに過ぎない。
母親の体内にいる二百八十日に一個の細胞から三兆個という数にまで成長するのであるが、この妊娠期間がいかに大切なものであるかということを知ることができよう。
妊娠期間における母親の生活如何によって、胎児の生涯の健康状態にいかなる影響を与えるであろうか、恐らく想像以上に大きた影響を与えているに違いないと筆者は考えている。だから、将来、母親になろうとする適齢期の娘さん達及び既に結婚生活に入り明日にでも、妊娠するかも知れない奥様方にとっては、我が子の将来の運命の大半を自分達が背負っているのだということを強く自覚してください。
健康た子供を育てるために母親自身、平素の生活内容をよく検討して、不養生を慎み、積極的に健康法を実行する。
西健康法の実践(詳しく知るためには、西勝造先生の著書「西武健康生活大全」などとを読むのがよい)。
1.合蹠運動が安産の秘訣。合蹠運動で骨盤内臓器の血液循環が順調に行われ、旦つ位置異常も矯正。
胎児の発育不良を防止する効果が大である。
また逆児である場合でも、この運動で正常位に復帰できる。
2.毛管運動。
妊娠すると、まず警戒すべきことは妊娠腎にならたい工夫である。
妊娠腎は、胎児の成長にしたがって妊婦の重心が前方に移動し、そのため足首にかかる負担が増大し、その結果として足関節の故障を惹き起こしたのが原因となって起こるということを知っておかねばならないと甲田医師もいっている。
毛管運動を熱心に行って足首の故障を防止する工夫。
妊娠腎はまた食事の摂り方にも大きく影響。
3.「つわり」をなるべく軽く済ますか或いは全く起こらないような身体。
そうでないと健康な赤ちゃんを産む母親の資格はない。
「つわり」の原因もまだ医学的にはっきりと、解決されていないが、宿便を腸内に溜めているものが罹るとみている(腸内セロトニン阻害作用のある薬でむかつきは止まるため)。
犬や猫が「つわり」で困っているのをみたことがあるだろうか。彼等の体は宿便が溜まらたいような仕組みにできているから「つわり」とは縁がない。妊婦でも日頃から健康法を真面目に、実行し宿便を溜めたいようにしておけば「つわり」で困る筈はないのだと申し上げておく。
妊娠腎や「つわり」が胎児の発育にどれほど大きな影響を与えているかを考えるとき、是非とも未然にその予防策を講じていただきたいと思う。
食事面での注意として、妊婦は白砂糖とアルコールを禁ずること。
白砂糖が体内のカルシウムを奪い、アチドージスを惹き起こす元凶であることは甲田医師著「白砂糖の害は恐ろしい」に記載。
母親の甘いもの好きの犠牲になって産まれてくる子供が虚弱体質どたり脳性小児マヒや結核などの病気で苦しむ姿はまさに悲劇だが、それがまたいかに多いことか、母親になろうとする人達の自覚と反省が、この際一層望まし、妊娠腎と足首の故障についての関係にも白砂糖が少なからぬ影響を及ぼしているのである。(酸とアルカリのバランス)
甘党の大半は足首の故障を持っていると云っても過言ではないが妊娠時にはそれが特に悪化し、腎臓病の原因となる。
アルコールの害も胎児に相当な悪影響を及ぼすことがオハイオ大学のジエームス・ハンソン氏寺の研究で医学的に明らかにたってきた。
男女同権をよい口実に、妊婦がアルコールに手を出していると、思わぬ不幸を生む基にたる。ついでタバコの問題がある。妊娠中の喫煙も未熟児や早流産の原因にたっていケということは既に明白た事実。
妊娠と同時にキッバリ、禁煙に踏み切ってもらいたい。
ピタミンCを胎児に充分補給してやることが知能並びに身体の順調た発育にいかに必要であるかこれも既に医学的な研究で明らかになっている。
ピタミンCの補給源として充分な生野菜を摂る必要があるが、柿茶の飲用も手軽で有効な手段である。
できれば一日一升(2リットル)前後飲んでいただきたい。
胃腸が弱くて、あまり湯茶の飲めないものは濃い柿茶にして五合(一リットル)くらい飲まれたらよい。
食事の摂り方:妊娠腎を予防し、下肢に浮腫が起こらないようにするには、朝食を抜いて昼夕二食主義とし、午前中に柿茶とか生水を充分飲用。
生水や茶を飲む場合、空腹時に飲めば体内のムクミが取れ、食後に飲めば反ってムクムものであることをよく知っておかねならぬ。(快胃茶や楡茶などもおなじ)
朝食を食べている人が食後から正午までの間に五合(約一リットル)の水を飲んだとする。その場合、午前中に排泄する尿量を調べてみると三合であったとする。そうすると、二合の水分が体内に貯溜して、それが午後まで持ち越されだということが解るだろう。一方、朝食を抜いて午前中空腹の状態にある人が正午までに五合の水を飲んだところ、午前中に七合の尿量が排泄されたとする。この場合は逆に体内の水分が二合余分に排泄されたことにたり、ムクミがそれだけ滅ったわけである。このように同じ水を飲んでも、その飲む時期によって、ムクミが来たり、或いは逆にムクミが取れたりする。
妊婦は下肢のムクミを予防するため、朝食を抜いて午前中の空腹時に大いに柿茶や生清水を飲用すぺき。
その他注意すべき点:カルシウムの多い食食品(海藻類、ゴマ、小魚類)等をなるべく毎日充分に食べること、及び便秘を防ぎ、ビタミン類やミネラル等を補給するため完全食である玄米を常用。
妊婦が、健全た赤ちゃんを産むため、守るべき最小限度の健康法。
十ケ月の妊娠期間が終って、いよいよ出産となるわけであるが、この出産を上手に行うか否かで、それこそ我が子の運命が左右されるものであることは案外一般に知られていない。
大方の妊婦は大病院の産科の先生や助産婦さんなどに分娩のことを、すべてお任せして、少しも不信の念をいだいておられない。常識的には、産まれ落ちたらすぐ産湯を使い、産着をきせる。それから母親が、可愛いい我が児に乳房を吸わせるという順序である。
ここに大きな問題が二つある。
一つは、胎便の排泄である、胎児が母親の体内に.いる期間中腸内に堆積していた船便を出産後なるべく早く排泄しておかねばならない。この胎便を完全に。排泄しておかたいと、赤ん坊は胎便を腸内に停滞したままで成長してゆくがその間に胎便が色々ないまわしい影響を心身面に与えるのである。
小児ゼンソク、扁桃腺炎、自家中毒、胃腸障書、湿疹等々、実に多種多様た障害が胎便から惹き起こされる。
出産の際に胎便を完全に排泄させるよう充分た配慮をしておくぺきなのに、このようた考えを毛頭持っていない産科医や助産婦が殆とである。誠にもって憂慮すべき問題であると甲田医師はいう。
自分達の子供だけでも、産まれ落ちたら早速、胎便を完全に排泄させておくよう注意していただきたい。
それにはどうすればよいか。とに角度まれたら、少なくとも一日、できれば二日間断食させることである。
「三キログラムそこそこのいたいけな赤ん坊に二日間も乳を飲まさず断食させるなんて、そんな無茶なことができるものか。なんと残酷なことをするものだね、西武出産法とやらは!」一日や一日半くらいは案外平気で赤ん坊は断食をする。
この間に生清水の中ヘスィマグとかミルマグのようだ緩下剤を少量入れて、それをチピチビ飲まる。
黒褐色の胎便が多量に排泄されるだろう。胎便を出してから乳を飲ませるのが順序です。
産まれたらすぐ乳を飲ませてしまうから出るべきものが出ないで腸内に停滞したまま成長することになってしまう。
断食終了後に飲ませる乳は母乳が絶対的である。
決して人工ミルクを与えてはならない。
赤ん坊をアレルギー体質にしないためには母乳で育てるのが理想的であるい先述したようだ妊娠中の健康法を実践した者であれば出産後母乳が出ないと嘆くような母親はいない筈である。
必ず自分の乳だけで充分育てることができると思う。
出産時に注意すべき問題は新生児黄疸である。
一般に出産後一週間前後から、新生児に黄疸が現れる。その原因は未だ明確には解決されていないが溶血性の黄疸であることには間違いがない。これを新生児黄疸と呼称し、現代医学では別に病的たものでないとみなされている。
しかし、西武健康法による出産を行えばこの新生児黄疽を起こさないで済むか、もし現れてもごく軽くすますことができる。
まず赤ちゃんが産まれたら、すぐ産湯を使わず、そのまま、短くて一時間四〇分、できれば二時間、理想を云えば一昼夜、裸のままで放置しておく。
その間に後産も済まされてしまうだろうが臍帯も切らずにそのままにしておく。
約二時間を過ぎてから、へその緒を切って、それから愈々産湯を使わせるのである。
産まれ落ちた赤ん坊を、そのまま二時間近くも放置するとたると外気温が気になるだろう。七月、八月の暑い時期なら、気温も高く心配は要らないが、一月とか二月の厳寒期ならば赤ん坊が冷えてそれこそチアノーゼとなり死んでしまいはしないかと気になるだろう。
この場合は室内を暖房し最低。15℃できれば25℃くらいに室温を上げておく必要がある。。25℃くらいにしておけば、二時間前後、裸体で放置しておいても赤ん坊は平気である。
このような処置を施してから産湯を使わせるのであるが、この産湯がまた問題である。即ち湯-水-湯-水-湯-水と一分間ずつの温冷浴を行うのである。
ここで、また読者の皆さんはビックプされるだろう。一般に温冷浴と云うのは最初、水から入り一分経ってから、次に湯に入るのであるが、新生児の産湯の場合はさすがに湯から入れてやる。
しかも、冬期たどで、寒さのため、多少皮膚の色が紫色になっている場合には、最初の湯の中は一分間ではなくもっと長く入れ、赤ん坊の皮膚の色が充分赤味を帯びるまで待つことである。
それから水の中へ一分間入れ、後は湯、水、湯、水、と一分間ずつ正規の温冷浴をさせる。
湯の温度は大体。40C前後、水の温度を。30Cくらいにしてやれば、決して赤ん坊はピックリしない。こうして産湯からして温冷浴を行い、また裸療法という皮膚鍛練法をも併せて行ってやれば、赤ちゃんの発育は必ず順調に進んで健康な子供になるに違いない。しかも不思議なことに新生児黄疽が現れずに済むのを経験されるだろう。そこで、出生時、二時間近く裸体で放置することがどうして、新生児黄疸の予防になるのかという疑問が生ずると思うが、それについて西勝造先生の見解の紹介。
出生前我々が母親の体内にいる間は、肺呼吸を必要としない。
酸素の取り入れは臍帯を経て行われている。
この場合心臓の左右心房には卵円孔という孔が空いており、左右心房の血液は自由に交通し混じることができる。それと云うのも肺呼吸を必要としないからです。ところが一旦母親の体内から外界へ産まれ落ち、肺呼吸が開始されるようにたれば、左右の心房は一刻も早く閉塞される必要がある。
肺呼吸が開始されたら、左右の心房の血液は混しってもらったら困る。
即ち右心房に入ってきた静脈血はすべて右心室に入り、そこから肺動脈に出て肺に到達し、ここで酸素を取り入れて動脈血どたり、左心房へと帰ってくる。左心房へ入った動脈血はすべて左心室へ送られここから大動脈を経て全身の組織へ送られるのである。
若し、この際卵円孔が開存したままであれぱ、右心房の静脈血と左心房の動脈血とが混じり合い、静脈血の一部が再び全身の組織へ送られるという不都合が生してしまう。
出生後は一刻も早くこの卵円孔が閉鎖してくれなくては困るわけである。
ところがもし我々が生れた赤ん坊をすぐに産湯に入れ、産着を着せるというようた不自然たことをすると、卵円孔の閉鎖がおくれたり、不完全になる。、閉鎖がおくれたり、不完全である場合、新生児黄疸生ずる。
脈血とだ?左心房一と帰ってくゑ左心房一入った動脈血はすべて左心室一送られここから大動脈を経てぽの組織一送られるのであゑ若二の際卵円孔が開存した妻であ窪右心房の簾血と左心房の動脈血とが混じり合い、静脈血の泰再び全身の組織一途套という不都合が生じてしまう。
出産後における処置が正しく、心臓の卵円孔が完全に閉鎖され、且つ船便も排泄された新生児は恐らくその後の発育は順調であると思われるが、それに加えて出生後における生活内容の適否が問題になる。
不適当な育て方をしておれば次第に健康をそこねることになる。
従って出生後も出来る限り健康法を実行する必要がある。
強肝法として裸療法と温冷浴を忠実に行うことを。
皮膚が弱くなり、その機能が減弱した場合、その影響を最も強く受けるのは実は肝臓である。即ち皮膚に浅在する静脈が怒張して血液がウッ滞しているようなものは、常に疲労感に悩まされているものだが、これは不浄の血液を浄化しきれない肝臓の故である。
だから肝臓を強くするには、まず皮膚を鍛練し、静脈の怒張が起こらない皮膚の持ち主になる必要がある。
西武健康法の裸療法と温冷浴を励行することが最も合理的であり、且つ効果も素晴らしい。幼心時よりこの両者を実行する習慣を身につけてしまうのが何よりも望ましいことである。そして皮膚が丈夫であれば、夜は裸で板の上に寝ることも平気となる。これで並々肝臓は強くなる。
肝臓を守り、疲労させない生活。
何よりも少食の習慣をつけること。
我々が平素どれほど自重しているっもりでもつい食欲に負けて食べ過ぎてしまうもので、これは凡人の常として止むを得ない。
そのたびに最も労働を強いられるのは、胃腸よりむしろ肝臓であると云ってよい。
肝臓は腸管より吸収された栄養物の処理に連日連夜追いまくられる。
この肝臓の負担を少しでも軽くしてやるため過食しないこと。
甲田病院入院患者の有志に、一ヶ年余り、毎日の食事内容を記録にようと、それまで考えていた以上の少食で、病気が治り、健康者は一段と健康になってくることが判明したといっている。
人によっては一日1000カロリー前後という超低カロリー食で一年も二年も極めて元気で、むしろ人の二倍も働けるほどの健康生活を享受している。
肝臓に限らず、どの臓器でも少食主義であれば故障を生ずることはあまりない。
特に肝臓は過食の害を消去するため一手にその役を引受けているので少食主義を貫いておれぱ肝臓を悪くするという可能性は極めて少なくなる。
少食を実行するための具体策
1.間食や夜食を廃めること。
食事の時間外に甘いものや、果物に手を出したり、又はコーヒーや紅茶をそれもたっぷりと砂糖を入れて飲むなどという悪習をきっぱり断つ。夕食後はなるべく夜食をしないでお茶か生水の飲用だけで辛抱し、少し空腹になってから寝る習慣をつけるのが理想的な食事法と云えるだろう。間食、夜食をまず廃めてそれに慣れてから、今度は一旦二回の食事量を少し滅らしてみることにする。腹八分より腹七分で箸を置くような努力が必要となる。
それがなかたか出来難いのを知れば、朝の食事だけでも半分くらいに滅らしてみる。
最終的には従来の食事量の2/3くらいに減らすことを目標。
肝臓の負担は随分軽ぐなり、疲労することがない。
肝臓は体内で発生した有毒物や体外から侵入してきた有害物質を解毒して血液の浄化をはかる器官です。
肝臓を疾病から守るためには、毎日の食事内容をよく検討し、肝臓を苦しめるような有害食品を口に入れないこと。
有害食品と云えば、最近のように市販の食品には殺菌剤、保存料、人工甘味料、着色剤、香料、膨張剤、酸化防止剤等々各種の食品添加物が使用されているから、絶対安心して食べられないというのが、消費者の方々の率直な感想。
だからみそでも、漬物でも市販のものは敬遠して自家製のものを食べられるのが最も安全である。
作り方さえ覚えれば案外簡単に家庭でできる。
しかも、その味は腕次第で誠においしいものができ上る。
わが家は大変多忙でそのような面倒なことは到底できないという口実はウソである。
工夫すれば、ミソぐらいは簡単にできる。一度是非試みてみられたらよい。
さて、しかし食品添加物だけが有害食品ではない。白砂糖やアルコール類もたるべく敬遠してほしい「有害食品」である。
高血圧症、動脈硬化症、糖尿病、心筋梗塞、ガン、及び肝臓病等々、成人病の大半がこの白砂糖とアルコール類の影響を受けていると云って間違いあるまい。
だから白砂糖とアルコール類はむしろ「有害食品」の横綱格である。
肝臓病を予防するためにも、是非つつしんでもらいたい。
食物ではタバコ(たばこは脂肪が一番悪い)。
アルコール類は飲み方次第ではまだ薬用になりうる(穀物からとったアルコール純米酒や焼酎(ホワイトリカーで無い)が、タバコは本当に百害あって一利ないと申してよい。
アルコール類でも甘いものでも皆同様である。
「身体に悪いから是非止めたさい」と云っても、意志が弱くて廃められず、毎日後悔しながらも、ついその好物に手を出してしまう人達には次のような毒消し法
食品添加物類の毒消し法として、定期的に一日断食を実行すること。
生体は断食中、体内の毒物を排除する作用が旺盛となり、農薬のBHCや或いはカネミ油症で有名なPCBなどの有害物質など排除されてしまう。
勿論、体内に残留している食品添加物その他の毒物も断食によって解毒排泄されるものとみて間違いない。
断食前に全く異常を認めなかった人でも断食に入ると皮膚にハシカのような発疹が出てピヅクリすることがある。
これは断食によって体内に停留していた毒素が皮膚を通して一せいに排泄せられた証拠である。
現在のように毎日、何らかの有害物が体内に入ってくると考えてよい時代では、この定期的な一日断食が毒物排除に大変役立つものと確信している。
これが肝臓を疲労から回復させ、疾病から守るための最善の方法ではたいかと考えているものである。
一日断食の回数は大体一ヶ月に二回くらいでよい。
少なくとも一回は実行していただきたい。
毒消しは、生清水の飲用である。
水は殆どすべての毒物を薄め、体外へ排泄させるのに好都合な状態にしてくれる。
この生清水を毎日適量飲むことは、肝臓及び腎臓の働きをどれだけ助けてくれるか、計り知れないものがあると思う。
水を飲んで運動すれば当然汗をかくが、この汗の中にもPCBやBHCなどの有毒物が含まれているということは既に実験によって証明されている。
だから水を少し多量に飲んでも、それによって胃腸の調子が悪くならない人であれば、恐がらず、生水を飲んでいただきたい。
生理的なプドー糖を体内で作るためにも非常に好都合となるので肝臓を守る助けとなる。
甘いものを食べ過ぎたり、アルコール類を飲み過ぎたりした後も生水を飲むことで或る程度の毒消しができる
◎マッチ箱入のヨーカン一切れを食べたら、その後回4時間か7時間以内にコップ一杯の生清水を飲むように心がけるがよい、また日本酒一合歓めば、その後、二十時間以内に三合の生水を飲むことを忘れないように。
だからと云っていっもこのような逃げ道に走ることは許されない。
君子危うきに近寄らずである。
敬遠するにこしたことはない。
常に肝臓を守ってやるのである。
一方、タバコとか石油ストーブたどから体内に入った一酸化炭素や過酸化窒素などの解毒法として裸療法を忘れてはならない。
映画館や百貨店などの大混みに出て、頭痛を覚えるようたものは、汚染された空気を吸って、それが脳神経に障害を与えたからである。
この場合、もし帰宅後、早速裸療法を行えば見事に頭痛が瀞失し、爽快な気分に戻ることを知るだろう。
ムラ食いを廃めていただきたい。
人体は如何なる精密機械よりも遥かに精密にできている。
胃腸にしても肝臓にしても、それにかける負担を毎日一定にしてやるということが、非常に大切な保護法であるのだ。
食事の回数及び食事量などが毎日規則正しく、且っ、一定の範囲内で変化する程度に調節する必要がある。
朝も昼も殆ど何も食べないで、夕方になって空腹をかかえ、腹一杯食べてしまうというような不規則な食事は、胃腸は勿論、肝臓にとっても大変な負担をかけることになる。
食の定まらたいものは健康になれないというのは、まさに真理である。
たとえ健康体に生まれついている人でも、このような不規則な食生活を続けておれば早晩必ず病いに倒れて後悔することにたるであろう。
一日一食主義を守っている人の中に胃腸や肝臓が意外と悪いものが認められるのは、空腹と満腹のくり返しで、胃腸や肝臓にかかる負担にムラがあるためである。
だから一日一食の場合、空腹を楽しむ気持で、決して飽食しないよう厳に慎むことが肝要である。
ところが二十四時間、何も食べずに空腹をかかえて辛抱しているものにとって一日一回の食事時には、それこそ満腹するまで食べてしまうことになる。
そのため胃腸や肝臓は忽ち大量の食事を処理する必要に迫られ酷使されることになるだろう。
このようた不規則な負担をくりかえし肝臓に与えておれば、いかに丈夫た肝臓でもやがて弱り果てて病気になってしまう。一日一食主義の難しい点はここにある。
極端た空腹をかかえて、腹八分の食事量で箸を置けるものだけが一日一食主義者になれる資格があるのであって、凡人は到底このような真似はできたい。
だから、自分の力量をよく知って無理をしたいことである。次に注意したければたらぬことは刺激物例えばトーガラシ、ワサビ、コショウだとの連用である。
肝臓を守るためには刺激物・を控え目に摂っておかねばたらぬ。好きたものは毎日でも食べたいだろうが、せいぜい一週間に一回程度にしておくようにされたい。
肝臓の機能が低下したいよう注意すべき点で見逃してならないのが便秘。
便通が悪く、腸内に停滞した宿便から有毒ガスが盛んに発生し、それが腸壁から吸収される時、最も困惑するのは肝臓である。
肝臓硬変症になって末期になってくると、腸内にて発生したアンモニアが腸壁を通して体内に吸収されても、肝臓でそれを完全に解毒できなくなってしまう。
そのためアンモニアの毒で脳が犯され、遂に昏睡に陥る。これを肝性昏睡と呼び、非常に重篤な症状として恐れられている。
このように腸内のガスや便が肝臓に少なからず影響を与えているのであるが平素は、肝臓が充分な解毒力を保持しているため、我々はその危険から免がれているのである。
しかし、便の停滞がひどくなれば、それだけ肝臓の労苦も大変たものと思われる。だから常に便通が悪くたらぬよう気をつけることが実は肝臓を保護している生活というわけである。そこで便秘に陥らないための注意を次に少し列挙しておく
?便通をよくする最善の秘訣は、まず少食主義を守ることである。
大食を続けておれば早晩必ず宿便を溜めることになる。大飯を食って、トコロテン式に便を出すたどと考えていては大変な誤りである。この点誤解のたいよう厳に注意していただきたい。少食で、はじめて腸がよく動くようにたりから、一層、肝臓への負担が軽くてすむ
?粉食をひかえること
センイの少ないメリケン粉や米粉で作ったパン、うどん、ビ一ケット或いはカキモチ等の過食は便秘のもととなゑ白米飯でもやはり繊維が少ないので副食をよほど考えないと便通が悪くなる。
白米を食べていたものが玄米飯を食べ始めたとき便通が非常によくなってきたと驚く人がいかに多か。白パンやオカキなどはその水分が少ないので白米飯よりも更に便秘に陥りやすい。
粉食は消化がよいからと云って、副食をよく考慮せず、毎日パンやクラッヵ-などを食べていると、それこそ頑固な宿便保留者となり将来、色々た病気に襲われて悩むことになるだろう。
?玄米、菜食のすすめ粉食と最も対称的なのは玄米、菜食である。少々ひどい便秘の人でも、玄米菜食を一定期間実行すれば必ず著効が現れると信じてよい。
少食主義を守れば完壁。
白米飯は栄養的にピタミソ類やミネラルたどに欠陥が多く、白米飯で少食主義を実行するには副食の方を色々考慮しなければならない。
玄米飯ならば、栄養学的に優れているので、副食の方をあまり念入りに考慮しなくても済む。
少食主義を実行するには玄米を主食とするに限る。
玄麦や玄ソバなどもまた結構た主食となり得るが入手の便利さからいえばやはり玄米を選ばれたらよいだろう。
?水分の欠乏に注意する
水や茶の飲み方が足らたいと、便通が悪くなるということも大切な注意事項である。
生の清水を一日ニリットル前後飲んでも、胃にもたれたり、腹が張ったりしない人であればすすんで、それくらいの量を毎日飲んでいただきたい。
特に毎朝起床直後に、コッブニ、三杯の生清水を飲用する習慣をつけると、便秘の解消に相当役立つであろう。
水や茶を多量に飲むと胃がモタレて、調子が悪くなるという人は、胸椎5.6.番の亜脱臼があって、胃から腸への出口(幽門)がよく開かたいとか、宿便の停滞による腸マヒがあるとかが原因になっているように思われる。
このようた人達でも西式健康法実践で、胸椎の狂いが治り、宿便が排除されたら、生水のよく飲める身体にたるものである。
だから決して悲観するには及ばない健康へ一歩々々喰い込んでゆくような努力を毎日続けてゆくことである。
その問生水を飲む練習を続けていただきたいのである。
最初は少しずつ飲んで身体の調子をみることである。
無理をしてはならない。健康法を実践する人には、大変、気短なものが少なくない。
よいと云われたらすぐそれに飛びつき、しかも、やり始めたら、少し非常識と思われるようたことをやってしまう。一日も早く健康になりたいという気持はよく解るが、どうも焦り過ぎているようである。考えてみれば欲が深いのだ。
何事でも、むしろ、控えめにやるほうが無難です。
要は、どこまでも根気よく続けることである。
色々な健康法を二、三ヶ月余り実行してはまた次ぎの健康法へ鞍替えしてゆくというタイプの人より一つの健康法をじっくり十年なり二十年なりこつこつ実行してゆくタイフの人の方が最後に成功されるようである。
従って生水の飲用も他の健康法を実行しながら、徐々に訓練してゆくよう留意していただきたい。
?金魚運動と背腹運動のすすめ
健康法の運動としては、西武六大法則の金魚運動や背腹運動が便秘の解消に少なからぬ効果を発揮する。
この運動を朝、晩真面目に実行する習慣を一日も早くつけられるよう。
金魚運動は大体一回、一〜二分間行うことになっているが必要に応じて五分でも十分でもよい。また背腹運動も一回十分間となっているが一回三十分に延長してもよい。
?温冷浴や裸療法も便通をよくする効果がある。
西式運動法やオステンオパシー、十字式の整骨をすることで肝炎の状態は良くなることが言われている。
人間が哺乳動物と異なり二足で直立歩行しているため、背骨の狂いが生じ、その結果として、万病にかかるようになったという説はカイロブラクチック、オステオパシー、壁体術などの療法で、色々た病気の治療に少なからぬ効果を挙げているのを見ても納得がゆくことと思う。
この背骨の狂いを自力で矯正しようとするのが西武健康法である。
フランスのアー、ルフランも肝臓の疾患は胸椎骨四番から八番の狂いに関係があると指摘しているが、いずれにせよ、背骨の狂いを防止する健康法を毎日実行することが肝臓病を予防する上に、必要なことは納得されるであろう。
背骨の狂いを予防及び矯正する方法であるが、西武健康法では(1)平板の寝床(2)木枕の使用(3)金魚運動(4)合掌合蹠(5)背腹運動を規則正しく毎日実行するようすすめている。
これらの実行は、すべての脊椎骨を生理的な位置に矯正する効果があり、単に肝臓病だけでなく、万病の予防と治療に効果的である。
最後は精神の問題に触れておくことにする。
大体どの病気でも精神的要素が少なからず影響しているものであるが、特に肝臓が悪くなってくると、怒りっぽくなる。
俗に云う癇癪玉の爆発である。
そうかと思うと一方では取り越し苦労をして何事も悲観的に考える傾向がある。このような精神状態を克服する鍵としては、精神修養か信仰による以外になさそうである。
第一の心掛けとしては、自分に与えられたすべての境遇を感謝の気持で有難くお受けすることができるような心境になる必要があろう。
感謝というと、誰でも順調に物事が運んでいる間は感謝々々と云うが、一度び逆境に陥った場合、感謝の気持が到底出てこないものである。
しかし、この逆境も、自分を本当に立派た人間に鍛え上げるため、天が与えてくれたものであると考えれば、これを心から感謝して受け取れる筈である。
病気や悩みはだから実は自分を正覚へと導いてくれる善知識次のであることをよくよく納得しておかねばたるまい。このようた心境にたることができれば、いかなる境遇に立ち到るとも、少しも不平や不満の念は起こらないであろう。とにかく、肝臓病に限らず何病でも、心配事、怒り、不平不満などを持たぬ円満な人格者には、あまり近寄らたいものであるから、各人の信ずる道にー従って精神修養なり信仰に励まれるよう願って止まない。
心と感情と肉体、という関係を超え人間の原初の性質、霊性へとさらに一歩が踏み出されている。
私たち一人一人を「創造の諸力」に関連づけ、生活の中には誰もが探るべき価値があり、またそうしないければ、病と呼ばれる破壊を招く状態を生み出すことになるのだと語られている。
「問五一私はいったい回復するでしょうか。
答五一「では聞くが明日は来ないのだろうか。これは、その人の目的と願い、希望、恐怖によるのである。その身体は良くなることを願っているのだろうか。あなたは良くなることを必要としているだろうか。あなたは良くなることを必要としているだろうか。このすべては自分の中で答えられるものである。神は御自身に仕える者達から良きものを一つとしてかくしたりされない。次の事をすべての者が覚え信じ知るようにせよ。それは真理である。どのような病もどのような障害もあなた方の戸口に置かれた罪なのである。」(2526-5)
C型肝炎ウイルスの感染を防ぎC型肝炎ウイルス量の減少の新聞記事
C型肝炎のラクトフェリン服用例新規収載1999.11.06
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肝炎食事療法
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肝臓機能について