乾地黄、塾地黄
基原:ゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)のアカヤジオウRehmannia glutinosa Liboschitz var. purpurea Makino又はRehmannia glutinosa Liboschitzの根又はそれを蒸したもの
利尿作用:catalposide, des-p-hydroxybenzoyl catalposideはマウス、ラットで利尿作用を示した。
緩下作用:catalpolは、マウスで遅効性の緩和な瀉下作用を示した。
血糖降下作用:活性成分としては、rhamnosideD,rehmananA〜Dが確認された。catalpolを含む分画には、アロキサン糖尿マウスに対する血糖降下作用が認められた。
血液凝固抑制作用:エキスは、エンドトキシンやトロンビンによるラットの血管内凝固(DIC)を抑制する作用がある。また、フィブリン平板法にてプラスミノーゲンに対する活性化促進作用、抗トロンビン作用が認められた。熟地黄エタノールエキスは、正常ラットおよびアジュバント関節炎ラットで赤血球変形能の亢進、線溶系機能の亢進作用を示した。
血流増加作用:ウレタン麻酔下ラットの15℃水浸負荷による皮膚血流に対し、熟地黄エキスは血流増加作用を示した。
アンジオテンシン変換酵素阻害作用:MeOHエキス、特にcatalpolは前投与により、アンジオテンシンIによる血管収縮を抑制、さらに累積的添加による血管収縮も用量依存的に抑制した。
降圧作用:乾地黄メタノールエキスはモルモット摘出心耳の心機能に対する抑制作用(左心房)を示し、その活性成分としてadenosineが単離された。しかし、熟地黄では分量は低かった。
免疫調節作用:煎液は、マクロファージφの免疫複合体消化能に対し亢進作用を示した。また、血清薬理学的検討から、経口投与でも亢進が確認された。FCレセプター発現量の増加、活性酸素の産生亢進が認められた。成分のうち、酸性多糖類は、細網内皮系に対して賦活作用を示した。acteoside, isoacteoside,purpureaside C, echinaside, cistanoside AとFにはマウスのHPFCの抑制活性も認められた。さらに除タンニンした地黄はマクロファージの免疫複合体消化能を亢進させた。またマクロファージのFcレセプター発現量を増やし、活性酸素の産生も亢進させた。この活性はin vivoでも示された。
変異原抑制作用:水製エキスは、Ames法にてSalmonella typhimurium TA98に対する変異原抑制作用が認められた。
抗腫瘍作用:地黄およびその酢酸エチル画分は、各種担癌マウスに対し、生存日数(ILS値)の延長を示した。
性ホルモンに対する作用:エキスをラットに経口投与したところ、血中のtestosterone値は有意に減少した。マウスの顎下線のトリプシン活性に対してアンドロゲン依存上昇作用を示した。
酵素活性に対する作用:熟地黄エキスは、マウス顎下腺アルギニンアミノペプチダーゼ活性に対し誘導上昇を示したが、去勢した雄及び雌では作用がなかった。また、マウス顎下腺トリプシン様プロテアーゼの年間リズムに対し酵素活性の低い夏期に活性上昇、活性の高い冬期には著変を示さなかった。
SOD様活性作用:乾地黄煎液は、Mitsutaらの方法の変方により、SOD様活性が確認された。
原文:主治血証及水病也。(薬徴)
訳:主として血液に関連して起こる種々の症候、水分の代謝・循環障害に関連して起こる種々の症候を治す。
性味:甘・苦、寒
薬能:清熱涼血・生津
温清飲、きゅう帰膠艾湯、けい芥連翹湯、牛車腎気丸、五淋散、柴胡清肝湯、三物黄ごん湯、滋陰降火湯、七物降下湯、四物湯、炙甘草湯、十全大補湯、潤腸湯、消風散、疎経活血湯、大防風湯、猪苓湯合四物湯、当帰飲子、人参養栄湯、八味地黄丸、竜胆瀉肝湯、六味丸
| 住所 | 〒562-0046 大阪府箕面市桜ヶ丘4−19−29 |
|---|---|
| TEL | 0120-094600/072-721-1830 |
| FAX | 0120-094600/072-721-1830 |
| メール | shige924@alto.ocn.ne.jp |
| URL |
http://www.minohonosaru.com http://kushiroph.com |
| 営業時間 | 9:00〜20:30(平日)/9:00〜18:30(土曜) |
| 休業日 | 日曜・祝日 |
Copyright:© 2002-2008 Kushiro Pharmacy Inc. All Rights Reserved.