ヒアレイン0.1/ ヒアレインミニ0.1/ ヒアレインミニ0.3
作成又は改訂年月
**2005年10月改訂 (第5版、薬事法改正に伴う改訂)
*2003年3月改訂
日本標準商品分類番号
871319
日本標準商品分類番号等
- 再審査結果公表年月(最新)
- *2003年3月
薬効分類名
角結膜上皮障害治療用点眼剤
承認等
- 販売名
- ヒアレイン0.1
- 販売名コード
- 1319720Q3027
- 承認・許可番号
- 承認番号:(07AM)0010
- 商標名:Hyalein 0.1
- 薬価基準収載年月
- 1995年5月
- 販売開始年月
- 1995年6月
- 貯法・使用期限等
- 貯法:気密容器、室温保存
- 使用期限:外箱及びラベルに記載(3年)
- 規制区分
- 指定医薬品
- 組成
- 有効成分:ヒアルロン酸ナトリウム
- 含量(1mL中):1mg
- 添加物:イプシロン-アミノカプロン酸、エデト酸ナトリウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化ベンザルコニウム、pH調節剤
- pH:6.0〜7.0
- 浸透圧比:0.9〜1.1
- 性状
- 性状:無色澄明、粘稠性のある無菌水性点眼剤
- 販売名
- ヒアレインミニ0.1
- 販売名コード
- 1319720Q4023
- 承認・許可番号
- 承認番号:(07AM)0011
- 商標名:Hyalein Mini 0.1
- 薬価基準収載年月
- 1995年5月
- 健保等一部限定適用
- 販売開始年月
- 1995年6月
- 貯法・使用期限等
- 貯法:気密容器、室温保存
- 使用期限:外箱及びアルミピロに記載(3年)
- 規制区分
- 指定医薬品
- 組成
- 有効成分:ヒアルロン酸ナトリウム
- 含量(1mL中):1mg
- 添加物:イプシロン-アミノカプロン酸、エデト酸ナトリウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、pH調節剤
- pH:6.0〜7.0
- 浸透圧比:0.9〜1.1
- 性状
- 性状:無色澄明、粘稠性のある無菌水性点眼剤
- 販売名
- ヒアレインミニ0.3
- 販売名コード
- 1319720Q5020
- 承認・許可番号
- 承認番号:(07AM)0012
- 商標名:Hyalein Mini 0.3
- 薬価基準収載年月
- 1995年5月
- 健保等一部限定適用
- 販売開始年月
- 1995年6月
- 貯法・使用期限等
- 貯法:気密容器、室温保存
- 使用期限:外箱及びアルミピロに記載(3年)
- 規制区分
- 指定医薬品
- 組成
- 有効成分:ヒアルロン酸ナトリウム
- 含量(1mL中):3mg
- 添加物:イプシロン-アミノカプロン酸、エデト酸ナトリウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、pH調節剤
- pH:6.0〜7.0
- 浸透圧比:0.9〜1.1
- 性状
- 性状:無色澄明、粘稠性のある無菌水性点眼剤
一般的名称
ヒアルロン酸ナトリウム点眼液
効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
- 下記疾患に伴う角結膜上皮障害
- シェーグレン症候群、スティーブンス・ジョンソン症候群、眼球乾燥症候群(ドライアイ)等の内因性疾患
- 術後、薬剤性、外傷、コンタクトレンズ装用等による外因性疾患
(ヒアレインミニ0.1、ヒアレインミニ0.3の保険請求については、シェーグレン症候群又はスティーブンス・ジョンソン症候群に伴う角結膜上皮障害に限る)
用法及び用量
1回1滴、1日5〜6回点眼し、症状により適宜増減する。なお、通常は0.1%製剤を投与し、重症疾患等で効果不十分の場合には、0.3%製剤を投与する。
使用上の注意
副作用
- 副作用等発現状況の概要
- *承認時迄の調査及び使用成績調査の総症例4,208例中、副作用が認められたのは74例(1.76%)であった。主な副作用は眼瞼そう痒感19件(0.45%)、眼刺激感15件(0.36%)、結膜充血10件(0.24%)、眼瞼炎7件(0.17%)等であった。(再審査終了時)
副作用が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- その他の副作用
-
- 1.過敏症
- 0.1〜5%未満
- 眼瞼炎、眼瞼皮膚炎
- 2.眼
- 0.1〜5%未満
- そう痒感、刺激感、結膜炎、結膜充血、びまん性表層角膜炎等の角膜障害
- 3.眼
- 0.1%未満
- 眼脂
- 副作用が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
適用上の注意
- 1.投与経路
- 点眼用にのみ使用すること。
- 2.投与時
- (1)薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意するよう指導すること。
- (2)使用の際は、最初の1〜2滴は点眼せずに捨てるよう指導すること(開封時の容器破片除去のため)。(ヒアレインミニ0.1、ヒアレインミニ0.3のみ)
- (3)開封後は1回きりの使用とするよう指導すること。(ヒアレインミニ0.1、ヒアレインミニ0.3のみ)
- (4)ソフトコンタクトレンズを装用したまま使用しないよう指導すること。(ヒアレイン0.1のみ)
薬物動態
- 1.血中濃度1)
- 健常成人男子(6名)の片眼に1日目0.1%及び2日目0.5%ヒアルロン酸点眼液を1回1滴、1日5回点眼し、引き続いて3〜9日目0.5%濃度で、1日13回の7日間点眼を行い、点眼開始前、3日目、9日目(最終日)及びその翌日に血中ヒアルロン酸濃度を測定した。その結果、いずれの時点でも点眼前と同様に検出限界(10μg/mL)以下であった。
(本剤が承認されている濃度は0.1%及び0.3%である。)
- 2.動物における眼組織内移行2)(参考:ウサギ)
- ウサギ正常角膜上に0.1%14C-ヒアルロン酸ナトリウム点眼液50μLを1回点眼したところ、外眼部にのみ放射能が検出され、特に眼球結膜では濃度が高く、8時間後まで検出されたが、角膜では濃度も低く、30分後までしか検出されなかった。
ウサギ創傷角膜上に0.1%14C-ヒアルロン酸ナトリウム点眼液50μLを点眼した場合は、角膜へ多く移行していることが確認され、1時間後でも約408ng/mL検出された。また、房水中にも検出された。
臨床成績
二重盲検試験を含む臨床試験で、眼球乾燥症候群(ドライアイ)、シェーグレン症候群、コンタクトレンズ装用等種々の原因に伴う角結膜上皮障害患者に対する成績は次のとおりである。3)〜9)
- ヒアレイン0.1
- 改善率(%)〔改善以上〕:67.5(83/123)
- ヒアレインミニ0.1
- 改善率(%)〔改善以上〕:52.1(75/144)
- ヒアレインミニ0.3
- 改善率(%)〔改善以上〕:69.0(89/129)
薬効薬理
- 1.作用機序
- ヒアルロン酸ナトリウムはフィブロネクチンと結合し、その作用を介して上皮細胞の接着、伸展を促進すると考えられる10)、11)。
また、その分子内に多数の水分子を保持できることによって優れた保水性がある12)。
- 2.角膜創傷治癒促進作用13)(ウサギ)
- ウサギ角膜上皮創傷モデルに対し、ヒアルロン酸ナトリウム点眼で創傷治癒促進作用を示す。
- 3.角膜上皮伸展促進作用13)(ウサギ〈in vitro〉)
- ウサギ摘出角膜片の培養系において、ヒアルロン酸ナトリウムは角膜上皮細胞層の伸展を促進する。
- 4.保水作用12)(in vitro)
- 0.1%〜1.0%ヒアルロン酸ナトリウム溶液を寒天平板に滴下したとき、水分蒸発による寒天重量の減少をヒアルロン酸ナトリウムは濃度依存的に抑制した。
有効成分に関する理化学的知見
- 一般名
- ヒアルロン酸ナトリウム(sodium hyaluronate)
- 化学名
- [→3)-2-acetamido-2-deoxy-β-D-glucopyranosyl(1→4)-β-D-glucopyranosyluronic acid-(1→]n
- 構造式

- 分子式
- (C14H20NNaO11)n
- 分子量
- 重量平均分子量60万〜120万
- 性状
- 本品は白色の粉末で、におい及び味はない。
- 本品は水にやや溶けにくく、エタノール、アセトン又はエーテルにほとんど溶けない。
- 本品の水溶液(1→100)のpHは5.5〜7.0である。
- 本品は吸湿性がある。
- 極限粘度
- 11.8〜19.5(dL/g)
包装
- ヒアレイン0.1:
- プラスチック点眼容器 5mL×5本、5mL×10本、5mL×50本
- ヒアレインミニ0.1、ヒアレインミニ0.3:
- プラスチック点眼容器 0.4mL×100本、0.4mL×500本
主要文献及び文献請求先
- 文献請求先
- 1)原 二郎:ヒアルロン酸点眼液の第一相臨床試験,社内資料 〔HYA005〕
- 2)高階秀男他:ヒアルロン酸ナトリウム(HA)の白色ウサギにおける眼内移行,社内資料 〔HYA018〕
- 3)榛村重人他:あたらしい眼科 10,611(1993) 〔HYA007〕
- 4)濱野 孝他:あたらしい眼科 10,627(1993) 〔HYA010〕
- 5)糸井素純他:あたらしい眼科 10,617(1993) 〔HYA011〕
- 6)濱野 孝他:日本コンタクトレンズ学会誌 36,57(1994) 〔HYA014〕
- 7)北野周作他:角膜上皮障害に対するヒアルロン酸点眼液の臨床効果−至適濃度の検討−,社内資料 〔HYA006〕
- 8)北野周作他:日本眼科紀要 44,487(1993) 〔HYA009〕
- 9)北野周作他:あたらしい眼科 10,603(1993) 〔HYA012〕
- 10)M.Nakamura et al.:J.Cellular Physiol.,159,415(1994) 〔HYA003〕
- 11)M.Nakamura et al.:Current Eye Res.,13,385(1994) 〔HYA004〕
- 12)M.Nakamura et al.:Cornea 12,433(1993) 〔HYA002〕
- 13)M.Nakamura et al.:Current Eye Res.,11,981(1992) 〔HYA001〕
- 文献請求先
-
- 参天製薬株式会社 医薬事業部 医薬情報室
- 〒533-8651(個別郵便番号) 大阪市東淀川区下新庄3-9-19
- 電話 06-6321-7056
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
- **製造販売元
- 参天製薬株式会社
- 大阪市東淀川区下新庄3-9-19