午後とか夜は勿論、午前中から既に疲れている。
朝寝床から起き出してくるのもおっくう。
普通健康なものならば夜就寝前、多少疲れたと思っていても、夜間ぐっすり熟睡すれば朝の起床時にはすっかり疲れがとれ、爽やかな気分にたっているが肝臓の悪い人は夜間の睡眠も浅い上、機能障害のため、体内の疲労物質が完全に取り除かれておらないので、疲労感が翌日まで持ち越されてしまう。(コトット音がして起きてしまう人などが典型的)
毎日々々が「疲れた日々」の連発で過さねぱならない。
だれとも離すのが嫌でいかなる仕事も投げ出ししばらく横になりまどろまないとやってゆけない。
仰向けになってじっとできず右を下に或いは左下にと寝返りをしばしぱ打ち、また夢をよく見て、それも恐ろしい夢で時々眼を覚ます。
これは肝臓が腫れている証拠である。澱粉食を過食(パンやビスケット類)を過食したり、脂っこいてんぷらや豚カツなどを食べたあとにこの症状がひどい。
大腸の下行結腸からS字状結腸にかけて腸が延びそこに宿便が停滞していることを物語っている。
口臭のつよい人は相当頑固な宿便が多量停滞しているとみてもよい。
宿便から発生するガスが腸壁から吸収されるとそれが原因でめまいが起こりやすい。
ガスの毒素が脳神経を刺激したり、ガスが脾彎曲部にたまると狭心症様の発作を起す。これが不安感を起しやすくなる。
宿便(腸の麻痺)で血管運動神経麻痺が起こりやすいためスムーズな血管の拡張収縮が起こらない。
肝臓の体温調節機能の低下のため少しの気温の変化でもすぐにクーラーや暖房の世話になる人。
人の名前や電話番号を忘れる人に話そうと思ってもなかなかでてこない。
これも宿便停滞(腸の麻痺)と関連深い。
肝臓が丈夫な人はいつも朗らかで気持ちがよい。人生に対し生きがいを感じるか否かは肝臓次第。
肝臓の丈夫な人の手のひらは綺麗なピンク。
肝臓が悪くなると胸椎4番8番に痛みを覚える。特に過労睡眠不足激怒した後などにこれが強くあらわれる。
右乳房部や右肩甲骨部にも神経痛様の痛みを自覚する。よく肋間神経痛と認識されるが肝臓の肥大による場合がある。
肝臓の悪い人、肝硬変によく見られる状態で頚、顔、肩、前腕、手首など上大静脈の領域に後発する。
血管腫の中心はピンの頭ほどの大きさで明るい赤色を呈し、そこから細い毛髪状の枝が周辺に1cmぐらい放射しており、ちょうどクモの肢を思わせるのでこの名がつけられている。
中心血管が十分大きいときは拍動が認められる。
また鉛筆やピンの先で中心血管を圧迫すると毛髪状の枝の血行が途絶えて、血管腫は消失する。
すたわち、これは動脈性のものであることが解る。
重症肝臓疾患、(肝硬変、肝臓がん、)にみられる腹水の貯留。ひどいときは金玉まで腫れ上がる。太ももなどの浮腫まで出ることがある。
高アルドステロン血症、肝によるアルブミン合成の低下(血漿膠質湊透圧の低下)と門脈圧力進及び静脈還流障害による肝リソバ液の増量などが腹水生成に主要た役割りをしているものと思われる。腹水が現れたら、肝臓病も相当重症に陥ったと見てよい。
肝臓の悪い人に現れやすい症状に上記にしるしましたが、気になる人はまず医師に受診して見てもらうとよい。
上記症状が肝障の悪い人にすべて現れるとは限らないしこれらの諸症状の中の一部だけ自覚されるに過ぎないという症例も決して少なくない。
そのような人も一応肝臓が弱っているのではないかと疑ってみる必要がある。
注:肝臓病にかかっている人の中で最も悲惨なのは、鈍重肝臓(甲田先生)の持ち主である。
この種の病気寝るく前述の症状の殆どすべてが強く自覚され、本人はもう死ぬほどの苦しみを味わわされる。
これが1ヶ月や2ヶ月の短期間ではなく数カ年以上にもわたって、執拗に苦しめられるのである。
患者は全く生きながら地獄にいるようなものです。
世間では、このような悲惨な苦しみを毎日繰り返しながら鈍重肝臓から来ているということを知らずに一生を棒に振るひとも少なくない。
この病気に苦しみ一番理解の好い人は甲田光男医師彼もこの病気にかかったその人自身だからです。