回答:グルカンはグルコース分子同士が色々な形で結合して出来た高分子化合物です。
グルカンには非常に様々な形の物質があり、そのうちほとんどは免疫システムを活性化できない。ベータグルカンの共通した特徴は、グルコース分子がいわゆるβ-1,3結合(主鎖)という結合様式で鎖状に結合していることです。
免疫活性増強物質としてのベータグルガンが活性作用を有するには、この主鎖に複数の「側鎖」が結合していなければなりません。
主鎖に結合しているグルコース分子から成る此れら側鎖がβ-1,6結合と呼ばれている。
β-1,3/1,6-グルカンと呼ばれるベータグルガンは、免疫を強力に活性できる唯一のグルカンです。
もっとも、此れらのβ-1,3/1,6-グルカングループの物質の中でも側鎖の数や長さで様々な形態のものがあり、このことにより免疫増強能力にもかなりの差があります。
側鎖の数や性質は、食細胞やナチュラルキラー細胞の受容体と結合するグルカンの能力に影響し、免疫増強物質としてのグルカンの有効性を決定する重要な要素です。
枝を持つ特徴を有する(上記側鎖を持つ)β-1,3/1,6-グルカンは、核を持たない直鎖状のβグルカンよりも、はるかに強力である。優れた効能を持っていると云う根拠は、マクロファージ土のグルカン受容体は、β-1,3結合鎖の非還元性末端基を認識できるという事実で説明できる。この事が意味することは、一つの末端基しか持っていない全ての直鎖β-1,3-グルカン分子は、唯ひとつの受容体としか結合できない。
ところが一方、側鎖のあるグルカンは、細胞表面の複数の受容体と結合する能力があることを示しています。
細胞上のグルカン受容体のクラスターと緊密に結合出来ることはβグルカンの生物学的活性を決定する上で極めて重要な要素であることが実証されている。
明確な説明がほとんどなされずに「便乗」ベータグルガンが市場に現れたら、このことを心に留めて置くべきである。
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