
カルシウムは、いくら摂っても摂りすぎるということはありません。
体質改善のためにも、年齢や性別に関係なく
骨にカルシウムをしっかり貯金しておくことが大切です。

結石には、腎臓結石・胆石などがありません。
その成分は様々で、コレステロールや尿酸・システインといったものがあげられますが、どの器官にできる結石も大部分はカルシウムを含んでいます。
カルシウムをたくさん摂りすぎると結石になりやすいの?
そんな声が聞こえてきそうですが、心配はいりません。
カルシウムは血液中では溶液として存在します。
結石の基となるものができ、それにある条件が加わってはじめて、カルシウムが沈着し硬い石となるのです。
その条件とは、まず第一にカルシウムがたくさん尿の中に出過ぎて濃度が高くなることです。
尿中に出てくるカルシウムは、骨から溶け出した悪玉カルシウム。
カルシウムイオンを十分にとっていれば、副甲状腺ホルモンが骨からカルシウムを取り出す必要がないので、尿として排泄されるカルシウム濃度も低くなり、腎臓結石はかえって少なくなると言われているほどです。

他人のすることが気にいらなかったり、皆が自分の悪口をいってるように思えたり、気分が不安定で落ち着かなかったり。
そんな経験はありませんか?
イライラすることとカルシウム不足はちょっとむすびつかないかもしれませんが、こういったイライラはカルシウム不足が大きな原因となっているのです。
最近特に問題になっている学童暴力は、カルシウムイオン不足が原因の一つだといわれています。
砂糖がたっぷり入った甘いお菓子やジュース、リン酸を含んだスナックやインスタント食品。
子供たちの大好きなこれらの食品が、体内のカルシウムを追い出してしまう傾向にあるのです。
カルシウムが一番必要な子供の時期に、カルシウムイオンが減る一方という皮肉な結果になってしまっています。

疲れた時に肩がこるといった経験は誰にでもあるはずです。
これは筋肉が痙攣を起こしていたり、血行が悪くなっていたりすることが原因と言われています。
血液中のカルシウムイオンが少なくなると、どういうわけか筋肉の興奮を引き起こします。
実際にこった場所をさわってみると、硬くなっているのがよくわかります。
カルシウムの重要な働きのひとつに、血液の循環をよくすることがありますが、これが肩こりの緩和につながるというわけです。

人の体に外部から細菌やウィルスが侵入してくると、これを排除しようという防御システムが働きます。
これが免疫機能です。
この反応はカルシウムイオンなしには起こらないのです。
体に細菌などの異物が侵入してくると、カルシウムイオンが素早くキャッチ、細胞に信号を情報を伝達します。
この情報を聞いて、細胞の中で抗体が作られ、細菌やウィルスを撃退するのです。
しかし、カルシウムイオンが不足していると外敵が侵入してきてもうまく信号が送れず、謝った情報が伝わったりして混乱をきたすことになります。
例えば、自分の体の中の成分を謝って外敵と判断してしまった場合に起こるのが自己免疫疾患と呼ばれる一連の病気です。
自己免疫疾患が血管や結合組織などに起これば、膠原病や血管炎などの疾患となって現れるのです。

せっかく外敵を退治するシステムが備わっていても、それがおおげさになりすぎたためにかえってよけいな反応が起きてしまう。
それがアレルギーです。
つまりアレルギーは、デリケートな人の体を守るための防衛反応が過剰に働いてものであり、その代表的なのが喘息やアトピー性皮膚炎です。
免疫システムとの関係で説明したように、体内でのカルシウムイオンの減少が過剰防衛反応を引き起こす原因の一つになってます。
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