
組織の部分や時期に関係なく、うっ血がある場合は風邪用の塗布薬が一般的に勧められます。
285件のエドガー・ケイシー・リーディングの中で、羊脂、樟脳精、ターペンタイン精を等量ずつ混ぜ合わせた塗布薬が処方されました。 いくつかの変化をもたせた製法の中には、安息香チンキを加えることもありました。 カンフォダームは主に風邪と充血、また循環不良と腎臓の病気などのケースで勧めれれています。
羊の肉の油は肌の毛穴にしみ込み、毛穴を開かせてターペンタインとカンフルの治療成分が素早く吸収されるように促すとエドガー・ケイシー・リーディングは説明しています。
エドガー・ケイシー・リーディングでは風邪の症例について、足や下肢に手当てを施すことが特に強調されました。 また風邪用の塗布薬を塗る際に、温熱療法を組み合わせることも何度か勧められました。
温熱療法とは使用前に塗布薬を温めること、塗布薬を塗る前にかなり熱いお湯(とうがらしチンキ、松の油を加える場合もあります)に足を浸して温めておくこと、あるいは塗布薬を塗った後で足を温かいタオルで包むなどです。
場合によってはこれらを全て併用する事もありました。
「足の下部、足の裏にこれ(薬剤)を擦り込んで暖房器具など、足への血行を促す物の前で足を言わば炙るのだ。」(304−33)
「表面刺激法は上半身よりも足や下肢にいっそう効果がある。等量のターペンタインオイルエキス、樟脳精、羊脂を混ぜ、それを温めておく。足の裏や下肢に擦り込み熱いタオル、布、毛布で包めばより一層の効果がある。」(265−8)
胸や喉の周辺への使用も、しばしば勧められています。
「羊脂、ターペンタインオイル、樟脳を等量混ぜ合わせた塗布薬を頭部、耳、首に擦り込みます。そして鼻腔、喉、耳が火傷しない程度に、そこからその液が滴るまで可能な限り温める事。」(2036−6)
「この特定の症状(うっ血)については、少なくとも日に1〜2回、足の裏、喉、気管支、頭部、鼻腔部などに等量のターペンタインオイル、羊脂、樟脳精を混ぜたものを擦り込むことが望ましい。」
「これは組織の症状を和らげ、血流の興奮(発熱の原因)により生じる体液を整える働きがある。また循環によりうっ血が体の様々な部分から排泄管にどんどん排泄されるようになる。これはうっ血が明らかに存在している間、あるいはうっ血が完全に除去また緩和されるまでの間のみ使用されるべきである。」(278−2)
エドガー・ケイシー・リーディングはこの風邪の塗布薬を表面刺激剤や収斂剤として様々なケースでも使用を指示した。
このことはその主たる効能の1つを示しています。 塗布された患部の血行を良くするという事です。 温熱療法を加えればさらに血行を増進する効果があります。
「下肢に症状がある場合、腰の上あたりに痛みがある場合、そこに油を擦り込んで温めるか、あるいは溶かした羊脂、ターペンタインオイル、カンフル精、合成ベンゾインチンキを等量混合した塗布薬を擦り込んで温めると効果があります。この塗布薬を足の裏に擦り込んでも効果がある。それが環境に変化を与えるのである。」(556−5)
「また、前述の塗布薬で足の裏にマッサージし、下肢から膝の下へ向かってこの塗布薬を擦り込めば再び循環機能が高まるだろう。」(556−6)
「風邪用の塗布薬は、腎臓に正常な機能を回復させるのに極めて有効であることが判明した。やり方は腎臓の上、腰のあたり、場合によっては腹部のあたりにもマッサージして擦り込む。次に熱い塩のパック、場合によっては電熱パッドで熱を与える。「熱を加えずに、ただその塗布薬をマッサージして擦り込むだけでも非常に効果がある。」」(916−2)
エドガー・ケイシー・リーディング(632−5)は、風邪用の塗布薬をマッサージして擦り込み、その後、熱した塩パックを背中側、腹側に同時に使用することを勧めている。
「万一、腎臓部分に苦痛が現れても、塗布薬が圧迫と緊張を和らげてくれるだろう。時々、腎臓が炎症を起こす傾向があるが、それに対するには表面刺激剤の働きを増進させる必要があるだろう。これにより、膀胱の働きと排泄しようとする通常の働きで、炎症が集中・分散化して腎臓自体が悪い方向に反応し内部に排泄物を溜め込んでしまうのを防ぐ。」(632−6)
「これは腎臓の排泄作用を促進する。そして腎臓の排泄作用に依り発熱が緩和されるのです。」(916−1)
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